22.05.05.02:10

何か物語風のスケッチを書いてみたいとか思う。

書くならば、いま頭に浮かんだのは、キツネと女の子のことだ。

今は燃え殻さんのエッセイを再読している。まだ書き始めたい気になっていないから。

 

キツネがイヤホンでgirls generationを聴いている。

無表情だ。髭が細かく揺れる。

どこの明かりだろうと無粋な青年が呟こうとするが、キツネはここに居ない。

素足で煙草の吸い殻を踏んでしまう。いつものことだ。

あいつらは美味なキャットフードを食べている。

工場の灰色の煙突から太陽。

 

こんなもんかな。全く意味はないのを書いた。適当。

ただなんとなくすっきりするのは完全に錯覚だろう。錯覚でも一瞬しのげればいい。